ナスダック指数は上昇も、アップル株が下落
9月22日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,349ドル(-9)
・S&P500 2,502.2ポイント(+1.6)
・ナスダック 6,426.9ポイント(+4.2)
22日はダウ平均は下落も、S&P500とナスダック指数が
上昇し、まちまちの展開。
ただし全体的には金曜日ということもあり
小動きの1日となりました。
ナスダック指数は上昇となりましたが
アップル株は-0.98%下落し、ダウ平均採用銘柄の下落率で第2位に。
新型アイフォンの発売発表以来、売れ行きへの懸念が
指摘されており、アップルの株価は精彩を欠き
週間の下落率が5%に達しました。
ただしダウ平均採用銘柄の上昇率1位に
シスコシステムズ(+2.05%)が浮上しており
ハイテク株全体の不調には繋がっていません。
それでもナスダック指数は停滞モードに入っており
次の値動きで上か下か、いずれの方向に大きく動くのか注意が必要です。
株価の値動きは少ないながら、リスク指標のVIX指数は
3日続けての下落で、市場はリスクオンの状況が継続しています。
水曜のテーパリング開始発表後も
金融市場に大きな変化は生じていません。
今後どのタイミングで、テーパリングを契機とする変化が
金融市場に生じるのか、との点を意識しながら
来週以降も各市場をフォローしたいと思います。