北朝鮮外相の宣戦布告発言を受け株価急落
9月25日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,296ドル(-53)
・S&P500 2,496.6ポイント(-5.5)
・ナスダック 6,370.5ポイント(-56.3)
25日は3指数揃っての下落。
特にナスダックが56ポイントと大きな下落を見せました。
トランプ大統領のツイッターの投稿に対し
北朝鮮の外相が、明確な宣戦布告だ、と述べた事が
伝わると、市場は急速に売りの方向へ。
ダウ平均は一時130ドル安にまで下落しましたが
53ドル安にまで値を戻し、取引を終えました。
北朝鮮問題の再燃もあり、若干調子を崩している
ナスダックが大きく下落。
ハイテク株もダウ平均採用銘柄の下落率で
3位マイクロソフト(-1.55%)
5位アップル(-0.88%)
となりアップルの下落が継続しています。
ただしシスコシステムズは上昇率2位となっており
同社の株価の強さが目立ちます。
また原油価格がトルコがイラクのクルド人自治区からの
原油積み出し禁止の可能性を示唆したことを背景に急騰し
節目の50ドル台を大幅に超え、52ドル台にまで上昇しました。
北朝鮮問題に厭戦気分となっていた金融市場でしたが
さすがに宣戦布告発言には反応。
北朝鮮問題が緊迫の度を増しつつあるため
北朝鮮情勢には充分注意したいと思います。