昨日の急騰後の株価を動かす材料なく小動き
11月8日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 22,913円(-23)
・TOPIX 1,817.6ポイント(+4.3)
・東証1部出来高 18億6822万株
・同売買代金 3兆3382億円
・同値上がり1041銘柄、値下がり890銘柄、変わらず102銘柄
8日は日経平均が下落の一方で、TOPIXが下落。
東証1部では値下がり銘柄より値上がり銘柄が多くなり
全体的なムードは悪くないものの、昨日の急騰があり
相場は一段落の状態となりました。
昨日の米国市場は決算発表がほぼ終了し
また指標発表もなく、無風状態。
また為替市場もドル/円が114円前後で停滞をしており
株価を押し上げるには材料不足となりました。
ただし売買代金は3兆円台を維持しており
依然市場に熱気は残っています。
日経平均採用銘柄の上昇率では1位に
宝HDが+11.37%と大幅な上昇でランクイン。
決算の上方修正に加え、自社株買い及び株主優待制度の創設が
素直に好感されました。
機関投資家には不評の株主優待制度ですが
宝HDの株価上昇を見ると、株主優待制度は
株価対策として有効と言えるのではないでしょうか。
一昨日は小動きの株価の翌日に、大幅高を演じています。
明日再び株高の到来となるのか
明日の値動きに注目したいと思います。
今の相場の強さを見ると、一旦は23,000円を目指す気がします。
2017年11月8日