閑散相場の乗り切り方
日本では、年末ギリギリまで仕事することが多いですが
世界的には12月は、クリスマスをピークにして
長期のお休みを取るのが一般的です。
マレーシアも、12月は学校が丸々お休みのところが多いので
12月を利用して家族旅行に行く人などが増えます。
アメリカとかでも、12月は長期休暇を取る人が多い時期です。
12月は、相場的に見ると、出来高が落ちる時期になります。
世界のトレーダーが、12月はお休みすることが多く
特にトレーダーのような人達にとっては
長期のお休みを取れる絶好の機会です。
既に、日本市場の多くの出来高は、海外からの取引で成り立っており
海外投資家が減ってしまうと、必然的に出来高も減ります。
それが12月相場の特徴です。
こうして出来高が少ない時というのは
基本的には閑散相場となって、出来高が少なく
値動きが少ない日になるのが普通になります。
ここ最近、値動きが少ないのも、典型的な事例になります。
閑散相場で注意しなければいけないのは
突然の大きな相場変動です。
閑散相場と言っているのと矛盾しているようですが
気をつけないといけないタイミングでもあるのです。
というのは、出来高が少ないということは
板が薄いということの裏返しでもあり
仕掛け的な動きをすると、薄い板で大きく動いてしまいます。
新興市場が値動きが大きいのは、出来高が少なく
板が薄いからに他なりません。
売買する人が多ければ、値動きはある程度緩和されます。
市場参加者が少ないタイミングは、まるで新興市場のような
全体的に板が薄い状態の相場環境になります。
過度な心配はする必要はないですけど
仕掛け的な動きがあるようだと、要注意となりますので
こうした動きにも警戒しながら取り組んでいきましょう。
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