財政健全化 2027年に先送り
財政再建は、昔からの目標ではありますが
最新の試算によると、財政再建化のタイミングを
もともとの2025年から2027年へと、2年先送りする試算を出しています。
税収は限られているので、何を優先するかは難しいですが
経済回復が遅れていることに加えて
今度の消費税増税が、財政健全化だけではなくて
教育無償化へ一部目的変更されたことを受けての見直しです。
結局、財政再建のための税収が減ることで
先送りしなければいけないという結果になっています。
大半の人が、おおかた予想していた通りだと思いますが
なかなか、日本の財政再建は進みません。
日本に限った話だけではないのですが
国として、財政再建がちゃんとできるところというのは
ほとんどないといっても過言ではありません。
世の中のお金は、既にコントロールできない状態になっています。
昔は、中央銀行が金利をコントールすることで
経済の波をコントロールしてきました。
実際の通貨の発行数を調整することで
意図的なインフレを起こすことさえもできたのです。
ただ、今はお金そのものが電子化されてきて
さらに仮想通貨という政府のコントロールが難しい通貨が出てきて
以前よりも、さらに難しい様相を呈しています。
まあ、ここまでくると、財政再建無理じゃない?
というのが、個人的な感想ではあります。
アベノミクスが誕生したときに
もしかしたら、上手く行くのかな?と思っていたのですが
残念ながら数年経過しても、この状況です。
オリンピック後は、果たしてどうなってしまうのか
今から心配されるところです。
時間が経てば経つほど、普通の方法では乗り越えるのが難しく
ウルトラCでも何か繰り出さない限りは
まともな方法では、難しいような気がします。
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