ダウ平均は上昇もVIX指数は高止まり
2月1日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 26,186ドル(+37)
・S&P500 2,821.9ポイント(-1.8)
・ナスダック 7,385.8ポイント(-25.6)
1日はダウ平均が上昇、S&P500は動かず
ナスダック指数は下落となり、まちまちの展開。
決算発表が続く中、好決算を発表の銘柄には
買いが続いていますが、一方で市場全体としては
長期金利の影響を受けている状態が継続。
1日も後半に入り、長期金利上昇を受け
それまでの株式市場の上昇がストップして取引を終える結果に。
また翌日に雇用統計の発表も控えており
市場には様子見ムードも漂いました。
ただしVIX指数は依然高い値位置を維持しており
また1日には昨日の下落を取り戻すように上昇しています。
VIX指数の観点では、株式市場は未だ
落ち着きを取り戻している状況とは言えません。
また今週下落が続いていた原油価格(WTI)が反発し、66ドルを回復。
今週前半の63ドル台までの下落分を、ほぼ取り返すことになりました。
そして今週下落が続くイギリス市場も下げが継続しており
4営業日続けて長い陰線を形成しました。
1月の上昇一辺倒の相場環境から、徐々に変化が生じています。
既に雇用統計の発表も、相場も終わっていますが
それは、また来週月曜日にお伝え致します。