ダウ平均が665ドル安と大幅安に
2月2日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 25,520ドル(-665)
・S&P500 2,762.1ポイント(-59.8)
・ナスダック 7,240.9ポイント(-144.9)
2日は3指数揃って大幅安。
ダウ平均は665ドル安となり、下げ幅はリーマン・ショック直後以降
約9年ぶりの下落となりました。
米長期金利の上昇が続く中、これまでの
株価上昇に対し利益確定の売りが出ており
下落に勢いがつくことになりました。
ダウ平均採用銘柄は全銘柄で下落となり
まさしく全面安の展開。
中でも特に下落したのは
1位シェブロン(-5.57%)
2位エクソンモービル(-5.10%)
となった原油関連株。
原油価格(WTI)自体も、66ドル台から64ドル台に大きく下落しており
原油関連株の下げに勢いをつけた形となりました。
また3位ゴールドマンサックス(-4.48%)
4位アップル(-4.34%)となり
金融やハイテク株も売られました。
株価の急落にVIX指数も急騰し
昨年の最高値を超える上昇を見せ
下落することなく取引を終了しています。
ダウ平均は665ドル安と大きな下落となりましたが
下落率で見れば、これまでの上昇が大きく
懸念すべき下落ではない、との意見もあります。
2月5日のダウ平均は、1000ドル以上下落しています。
下落のスピードが、半端ない形になっています。
このまま、更に下落が続くのか戻しを入れるような値動きとなるのかに
注目したいと思います。