ダウ平均が1000ドルを超える下落に見舞われる
2月5日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,345ドル(-1,175)
・S&P500 2,648.9ポイント(-113.1)
・ナスダック 6,967.5ポイント(-273.4)
5日はダウ平均が1,000ドルを超える大幅な下落となり
3指数揃っての全面安となりました。
まさかの1,000ドル超えの下落に、市場は大パニックです。
先週末665ドル安で終了したダウ平均は
週初の取引に各方面の注目が集中。
週明けの日欧市場ともに大幅安の流れを受け
米国市場も引き続き下落することになりました。
ダウ平均は下落したとは言え、依然として昨年12月初旬の
値位置にいますが、それでも史上最大の下落を演じました。
今回の下落の原因が、悪い材料という訳ではなく
先週の雇用統計の数字を受けて、良い経済指標からの
金利引き上げに対するマイナスの側面などが警戒されています。
実態経済が悪い内容ではないので、ちょっと過度な下落な気がします。
当然、ダウ平均採用銘柄は金曜に続き全銘柄下落。
下落率で見ると
1位ボーイング(-5.74%)
2位エクソンモービル(-5.69%)
3位3M(-5.60%)
となり、ボーイングのような大型株そして
3Mのようなディフェンシブ株にも下落は波及。
尚、原油価格は先週末に続き5日も下落し
63ドル台に突入しており、原油関連株も
引き続き大きく下落しています。
まだ昨年12月初旬の値位置を維持とはいえ
今回の下落により、相場はいったん調整を余儀なくされる見通しです。
調整が短期間で終了するのか、それとも上昇相場が
長く続いた影響で長期に渡るのか、注目したいと思います。