トランプ政権の対中貿易制限措置を受け大幅下落
3月22日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,957ドル(-724)
・S&P500 2,643.6ポイント(-68.2)
・ナスダック 7,166.6ポイント(-178.6)
22日はダウ平均で724ドル安となり
3指数揃って大幅な下落。
2月8日の大幅下落以来の下落幅となりました。
トランプ大統領が中国製品に対し高関税を課す措置を正式に表明し
貿易摩擦への懸念が表面化し、株式市場は売り一色。
ダウ平均採用銘柄は全銘柄が下落。
特に下落率1位キャタピラー(-5.71%)
2位ボーイング(-5.19%)となり、大型銘柄かつ
対中国の取引の大きい企業が軒並み下落しました。
また金融株も揃って下落。
更にこれまで比較的堅調だったハイテク銘柄も
ナスダック指数が大きく下落しており
本日の下落の影響は免れませんでした。
株価下落を受けVIX指数も大きく上昇し
リスクオフの流れが明確となっています。
米国市場の下落に合わせ欧州市場も下落。
特にイギリス市場の下落は年初来安値を更新することに。
またドイツ市場も大きく下落し
昨年8月から続く安値水準に到達しました。
貿易問題の本丸とも言うべき米中貿易摩擦が浮上し
株式市場は一気に崩れることになりました。
金曜日の相場も下げましたし
この下落がどこまで続くのか、注意深く見守りたいと思います。