フェイスブックの下落を契機に3指数揃って下落
3月19日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,610ドル(-335)
・S&P500 2,712.92ポイント(-39.0)
・ナスダック 7,344.2ポイント(-137.7)
19日は3指数揃っての下落、ダウ平均は300ドル以上
ナスダック指数は100ポイント以上の下落となり
大きな下落に見舞われました。
フェイスブックの会員情報が英データ分析会社に
不正に利用されていたことが発覚。
フェイスブック株の売り注文が相次ぐ中で
影響がハイテク株全体に及びました。
FOMCを控え、買いを手控える投資家が多い中で
売りが売りを呼ぶことになり、大きな下落を招く結果となりました。
ダウ平均の採用銘柄で上昇したのは1銘柄のみと、全面安の状態。
ただしハイテク株の下落が相場の崩れのきっかけと
なりましたが、ダウ平均の下落率では
1位のキャタピラー(-2.75%)他、ハイテク株より
大型株が売られる傾向にありました。
またこれまで小康状態を保っていたVIX指数が
大きな値上がりを見せており、明日以降再度上昇に
向かうことになるのか、注意が必要となります。
FOMC待ちの市場の虚を突かれた形となりましたが
トレンド変化となるほどの下落ではありません。
引き続き、FOMCでの政策金利引き上げ後の値動きを踏まえて
相場の動きを観察したいと思います。