小動きの展開の中、ハイテク株が引き続き売られる
3月28日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,848ドル(-9)
・S&P500 2,605.0ポイント(-7.6)
・ナスダック 6,949.2ポイント(-59.5)
28日は小動きながら3指数揃っての下落、全体的には
大人しい値動きとなりましたが
ナスダック指数の下落が目立ちました。
個人情報漏洩問題でザッカバーグCEOが議会証言を要請される事態に加え
未上場企業ながら死亡時期を起こしたウーバーに対し
アリゾナ州が自動運転の無期限停止を命じる等
ハイテク株に逆風が吹いています。
更にトランプ大統領がアマゾンに対する課税強化を検討と報じられ
追い打ちをかける形となりハイテク株に対する逆風が
更に強まることになっています。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位インテル(-3.11%)
2位シスコシステムズ(-2.39%)
となり、ハイテク株の下落を印象付け。
これまで順調に上昇していたハイテク株も
ついに捕まった感があります。
尚、当日発表された米四半期GDPは伸びが市場予想を上回り、
GDP発表を契機にドルが買われることになりました。
ハイテク株が様々な方面から逆風が吹く状況となり
急激な環境変化に見舞われています。
本逆風が一時的なもので再び株価は回復するのか
それともハイテク株腰折れの原因となるのか
注意深く探りたいと思います。