海外市場の休場を控え閑散とした取引に
・日経平均株価 22,481円(+30)
・TOPIX 1,770.4ポイント(-1.2)
・東証1部出来高 10億6400万株
・同売買代金 1兆8136億円
・同値上がり870銘柄、値下がり1107銘柄、変わらず106銘柄
28日の日経平均は30円高となり小幅な上昇で続伸。
先週末のアメリカ市場が方向感の乏しい取引の中で
一旦見送りとなった米朝首脳会談が実現の方向で
再び動き始めており、市場には若干前向きなムードも生じています。
ただし本日は英米市場共に休場であり
欧米投資家の参入は無く、実質的に開店休業状態。
東証1部の出来高は10.6億株で10億株割れ目前。
また売買代金は1.8兆円と2兆円を割れており
売買のエネルギーは全く感じられない状態です。
更に日経平均は上昇していますが
東証1部全体では、先週末同様に値下がり銘柄数が
多くなっており、閑散とした取引の中で実質的には
下落が続いています。
日経平均採用銘柄の下落率は
1位昭和シェル石油(-4.53)はじめ
上位3銘柄が原油及びプラントメーカーが
ラインクインしました。
先週末の原油価格(WTI)の下落に加え、本日の東京時間も
原油価格が下がり66ドルまで下落したことが嫌気されました。
本日は英米市場が休場です。
また、週末は雇用統計の発表があります。
海外の休場に加え、雇用統計週との認識を持って
今週の取引に当たりたいと思います。