日経平均は下落の一方TOPIXが上昇し方向感なし
・日経平均株価 22,171円(-30)
・TOPIX 1,749.1ポイント(+1.7)
・東証1部出来高 16億599万株
・同売買代金 2兆6512億円
・同値上がり1127銘柄、値下がり884銘柄、変わらず73銘柄
1日の日経平均は30円安となり小幅な下落。
日経平均は下落していますが、TOPIXは上昇しており
また東証1部では値下がり銘柄より値上がり銘柄が多く
方向感のない1日となりました。
6月最初の取引となりましたが、晩の米雇用統計を
控える金曜日であり、投資家は様子見のスタンス。
日経平均は下落したものの、ほぼ前日の
終値付近の値動きに終始することに。
後場は殆どプラス圏内でしたが、金曜特有の引け前の
大きな値動きが生じ、終値ではマイナスに沈みました。
株価は小動きの展開の中、為替市場では
ドル/円が109円を回復。
29日に付けた108円台前半が一旦底となる
値動きになりました。
日経平均採用銘柄では、上昇率1位に第一三共(+4.84%)
下落率1位に武田薬品工業(-3.41%)となり
同じ製薬会社間で明暗が分かれました。
武田の大型買収は依然として市場の評価を
得られていません。
週明けは雇用統計明けの取引となります。
方向感の無い取引が続いていますが、来週から
新たな方向感が出るのか、注意深く見守りたいと思います。