急落時の連鎖反応
今日も、相場が急落したときの話をしたいと思います。
相場急変は、いつもあるわけではないので
忘れないようにするためにも、覚えておいて欲しいことです。
相場の下落は、上昇に対して、圧倒的に足が早いです。
昨日は、日経平均が900円も下落することなりましたが
まず、日経平均が900円上昇することは、基本的にありません。
あるのは、急落した後の急反発で
あくまで下落した結果の戻りに過ぎません。
いきなり900円上昇するとかいうことは、まずありません。
それだけ見ても分かるように、上昇のスピードに対して
下落のスピードは非常に早いです。
10日掛けてコツコツと上昇してきた相場も
たった1日で急落して、戻ってしまうということもあります。
相場が急落した場合に知っておいて欲しいのは
連鎖的な下落反応が起こるということです。
これは先物や信用取引などの証拠金取引に関係しますが
相場が急に下がると、追い証が発生しやすくなります。
今回も、それなりの追い証が発生しているものと思います。
まあ、相場も相当上がっていたので
この局面で、買い持ちしている人がどのくらいか分かりませんが
局面から考えれば、まあそれほどひどくはないでしょう。
追い証が発生すると、追加で証拠金を入れる必要がありますが
現金が厳しいと、反対売買してポジションを手放したり
場合によっては、証券会社に強制的に反対売買させられます。
これが、第2弾の売り圧力となって確実にやってきます。
建玉の規模によるので何とも言えないですが
相場が急落した時点で、少し遅れてやってくる売り圧力です。
この売り圧力は、必ずやってくるものですが
運良く、相場の戻りの力が強ければ、吸収されることもあります。
戻りが強いかどうかに、大きく関わってきますが。
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