武田シャイアー買収
今日のニュースの一つで
武田製薬が、シャイアーの買収について
臨時株主総会で承認が得られました。
創業家は反対の意向を示していましたが
全体では承認という方向だったのでしょう。
創業家が反対したように、今回は大きな試金石です。
リスク覚悟で、不撤退の意思で望んでいるのだと思います。
買収金額が7兆円と巨額ながら
その半分くらいは、借入を使っての買収となります。
銀行からの借り入れや社債などを組み合わせて
大きな負債を作っての買収です。
これを受けて、武田薬品の格付けが引き下げられています。
変化の激しい時代、何かチャレンジしていかないので
そのままではじり貧なのかもしれませんが
大きな企業は、大きな勝負をしないと、勝ち残っていけないのでしょう。
その昔、ソフトバンクがVodafoneを買収して
このときも巨額の借入が話題になりました。
ただ、携帯やスマホブームに乗っかって
この投資としては大成功を収めています。
武田薬品の場合は、どうでしょうかね。
あまり詳しくはないのですが、シャイアーの持っている
新薬が大きなポイントなのでしょうが
単に現状維持ではなく、将来性が見えると良いのですが
医薬品セクターには、携帯電話の時にあったような
何か新しいムーブメントのようなものは見えてきません。
楽天の第4のキャリアへの進出についても
今から感が強く、何か新しく期待させるものがありません。
あくまで、私の現時点の感想ではあるのですが
将来の成長が見えてこないと、買収にもワクワクしてきませんね。
果たして、どういう事になるのか、将来が楽しみです。
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