米中首脳会談への期待感が株価上昇を牽引
・ダウ平均 25,538ドル(+199)
・S&P500 2,760.1ポイント(+22.4)
・ナスダック 7,330.5ポイント(+57.4)
30日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は
+199ドル高と大きな上昇を見せる事になりました。
1日に米中首脳会談を控え、米中貿易摩擦の
緩和期待を背景に、少なくとも新たな制裁は
課されないとの報道があり、株式市場は上昇。
またFRBパウエル議長の講演以降、利上げ打ち止め
観測も流れており、株式市場上昇の足元を支えています。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位キャタピラー(+4.18%)となり貿易摩擦銘柄が上昇。
ただし2位インテル(+3.38%)
3位コカコーラ(+2.90%)となるなど
幅広い銘柄が買われました。
周辺市場では原油価格(WTI)が一時50ドル割れ。
今週2度目の50ドル割れとなりましたが、底割れには
至らず、逆に反転する形となりました。
原油価格は来週OPECが控えており
明確なトレンドはOPEC後となる可能性が高い状況です。
米中首脳会談で貿易摩擦解消に向かう期待感が膨らみ
株価が上昇しています。
週明けの取引は米中首脳会談後の取引となるため
一気に値動きが生じる可能性があります。
週明けの株式市場の値動きには十分注意したいと思います。