昨日の大幅上昇もあり各指数小幅な下落
・ダウ平均 25,338ドル(-27)
・S&P500 2,737.7ポイント(-6.0)
・ナスダック 7,273.0ポイント(-18.5)
29日は3指数揃っての下落、しかしながらいずれの
指数も小幅安となり、大きな値動きは生じませんでした。
昨日ダウ平均で600ドル以上の上昇を見せている
株式市場は、さすがに一旦値動きを止める事に。
また12月1日に控える米中首脳会談を前に
様子見姿勢を取る投資家も多く
積極的な取引が手控えられる結果となりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると
1位ボーイング(+2.72%)であり、貿易摩擦解消に
向けての期待感が分かります。
一方で下落率では
2位ゴールドマンサックス(-1.76%)
3位ビザ(-1.61%)
となり、金融株が下落する結果となりました。
周辺市場ではこの所小動きの続いていた
原油価格(WTI)が急落し、一時50ドルを割れる事態に。
40ドル台突入は昨年10月以来です。
しかしながら底割れには繋がらず、50ドル割れを
契機に反発し、52ドル台まで上昇しました。
原油価格は売り込まれないものの
大きな買い戻しも出ない状態が継続しています。
米中首脳会談に加えて、来週FOMCを控えており
明日も値動きが小さくなる可能性があります
特に米中首脳会談を巡る情報には注意しながら
市場を見守りたいと思います。