FRBパウエル議長の講演を契機に急騰
・ダウ平均 25,366ドル(+617)
・S&P500 2,743.7ポイント(+61.6)
・ナスダック 7,291.5ポイント(+208.8)
28日はダウ平均が+617ドル高、ナスダック指数が
+208ポイント高となり、3指数いずれも大幅な上昇。
FRBパウエル議長が講演で、利上げ打ち止めを示唆。
FRBの利上げ観測が株式市場の上値を抑えている
側面がありましたが、確定ベースではないものの
株式市場は好感し、一気に株価は上昇しました。
また12月1日の米中首脳会談が明らかになり
米中貿易摩擦の解消に向けての期待感も
株価上昇を後押ししました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位キャタピラー(+4.95%)
2位ボーイング(+4.86%)
と貿易摩擦銘柄が上昇率上位にランクイン。
また4位にアップル(+3.85%)が入るなど
ハイテク株も堅調に推移しました。
周辺市場ではドルインデックスが年初来高値の
更新を目指しましたが、FRBパウエル議長の発言を契機に下落し
高値更新に向けての値動きは後退。
また52ドル台を回復していた原油価格(WTI)は急落し
再び50ドル台にまで下落しました。
FRBパウエル議長の発言で一気に各市場が
動いた形となりました。
12月のFOMCが今後の山場と見られるため
パウエル議長はじめ、FOMCメンバーの発言に
注目したいと思います。