FOMC前の様子見ムードの中で好決算銘柄が買われる
・ダウ平均 24,579(+51)
・S&P500 2,640.0(-3.8)
・ナスダック 7,028.2(-57.3)
29日はダウ平均が上昇の一方で
ナスダック指数が下落し、まちまちの展開。
注目を浴びるFOMCがスタートしており、明日のFOMC後の
FRB議長声明を前に、投資家は完全に様子見スタンスを取っています。
決算発表も後半戦に入っていますが
様子見ムードの市場で、好決算を発表する銘柄が素直に買われました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位ファイザー(+3.14%)
3位3M(+1.94%)
と市場予想を上回る好決算を発表した両社がベスト3入り。
貿易摩擦銘柄として貿易摩擦関連のニュースで
株価が上下している3Mの好決算は
市場に意外感を持って受け止められました。
周辺市場では金価格が急騰。
11月から上昇を始め、1月に値動きが落ち着いていましたが
本日の上昇で1月のレンジ相場を完全に上に抜ける形となりました。
ただし株式市場はリスクオンの状態の中で
リスク資産の金価格が上昇を開始しており
イレギュラーな値動きとなっています。
今後の金価格及び金融市場全体の行方が注目されます。
明日はFOMC後のFRB議長会見があります。
議長会見の内容、そしてその後の金融市場の値動きを
注視したいと思います。