貿易摩擦銘柄が小幅ながら揃って下落
・ダウ平均 25,806(-13)
・S&P500 2,789.6(-3.1)
・ナスダック 7,576.3(-1.2)
5日はわずかながらも3指数揃って下落。
ダウ平均は続落となり、S&P500とナスダック指数は
下落に転じました。
米中貿易交渉は下旬に開催と報じられている
首脳会談待ちとなり、様子見ムード。
ただし中国経済の減速が明らかになっており
米中首脳会談までは買いずらい状況に。
一方で発表が続く米国の経済指標は良好な内容であり
大きく下げる展開にも至っていません。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
2位3M(-1.46%)
3位ダウ・デュポン(-1.05%)
4位キャタピラー(-0.87%)
5位ボーイング(-0.59%)
と材料出尽くし的に貿易摩擦銘柄が
小幅ながら揃って下落しました。
尚、6位マイクロソフト(-0.50%)
7位インテル(-0.48%)と昨日堅調の
ハイテク株も下落に転じています。
周辺市場ではVIX指数が続伸。
大きな上昇ではないものの、昨日の上ヒゲの長い陽線もあり
チャートパターン的には底入れを示現しつつあります。
ただし同じリスク指標である金価格は
一旦上昇し下落が止まりました。
今週は金曜日に雇用統計の発表を控えています。
金曜までの相場の方向性に
まずは注目したいと思います。