ボーイングの大幅安に影響されダウ平均83ドル安
・ダウ平均 26,341(-83)
・S&P500 2,895.7(+3.0)
・ナスダック 7,953.8(+15.1)
8日のダウ平均は83ドル安となったものの
ナスダック指数は上昇し、まちまちの展開。
ボーイングが墜落事故を起こした737MAXの
生産ペースを2割落とすと発表。
強気の投資判断をしていたアナリスト等も同社の判断を受け
目標株価や投資判断を引き下げ
ボーイング株が急落。
墜落事故後もボーイングに対する強気の見方が一部に
ありましたが、逆回転する結果となりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位ボーイング(-4.44%)
2位ナイキ(-0.78%)
3位マクドナルド(-0.45%)
となりボーイングの下落率が突出。
ボーイングがダウ平均下落を演出する形となりました。
ダウ平均は下落しましたが
周辺市場では原油価格(WTI)が続伸し64ドルに到達。
次の節目価格の65ドルまであと一歩の水準に至りました。
また金価格は上昇し、VIX指数は横ばいとなっており
全体としてはリスクオフに転じる状況ではありません。
本日のダウ平均の下落はボーイング株の下落による
影響が非常に大きいと言えます。
ボーイングの問題をこなして、市場は再び上昇に向け
動き始めることができるのか、明日の市場の方向性に
注目したいと思います。