日経平均は上昇もTOPIXは下落
・日経平均株価 21,802円(+40)
・TOPIX 1,618.7ポイント(-1.3)
・東証1部出来高 11億544万株
・同売買代金 1兆9426億円
・同値上がり705銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず117銘柄
9日の日経平均は40円高となり反発。
しかしながらTOPIXは下落しており
株式市場全体としてはまちまちの展開。
昨日の米国市場はダウ平均は下落の一方で
ナスダック指数は上昇しており、方向感に乏しい展開。
日本市場も米国市場を受けて方向感なく
取引が開始されました。
日経平均は終日約100円幅の狭い範囲での
取引となりましたが、後場は概ね前日比プラス圏で
取引がなされ、+40円高で取引を終えました。
尚、為替市場ではドル/円が111円台前半での
取引が継続しており、株式市場に対する影響は限定的です。
日経平均採用銘柄の上昇率では
アクティビストファンドの株買い集めが
報じられたソニーが+9.26%となり上昇率1位。
他には2位日揮(+7.29%)、6位出光興産(+3.65%)など
原油関連銘柄が上昇しました。
日経平均は上昇の一方でTOPIXは下落する中
売買代金は1.9兆円と2兆円を割れており
売買に力強さもありません。
日経平均22,000円達成に向け一歩前進したものの
出来高が少なく、素直に喜べる状況ではありません。
出来高の回復を伴う株価の上昇を期待したいと思います。
2019年4月9日