米小売売上高 予想下回る
13日のアメリカ市場は、上昇となりました。
ダウ平均の終値は、91ドル高の16,651ドルと反発しています。
7月の小売売上高が予想を下回り、小売り関連が値下がりしましたが
バイオテクノロジー関連が上昇し、相場を支えました。
アメリカ市場の感心は、地理学的リスクと、政策金利にあり
最近の好調な経済指標を受けて、早期の利上げが念頭にあるため
やや予想を下回る経済指標の方が、プラスと判断されることも多いです。
小売売上高が悪かったことも、市場では必ずしも悪材料とは見ておらず
小売りセクターにとっては悪いことではありますが
全体としてはプラスに働く、皮肉な結果になっています。
こういう指標と株価の関係を読むのは、難しいですよね。
アマゾンが、クレジットカード決済の仕組みを提供し
新たな収益源として期待されることから
アマゾンの株価は、2.2%高となっています。
地理学的リスクですが、ガザでは、停戦が5日間延長され
一定のリスク回避のムードになっています。
ウクライナ情勢は、あまり動きがありません。
エボラ出血熱関連では、死者の数が依然として増えており
数字の推移については見守っていく必要があると思います。