株価の動きは人気の強さで決まる

株価の動きは、どうやって決まるでしょうか？
　
材料の強さ？
決算？
需給のバランス？
　
　
株価が動く要因は色々あると思いますが
実際に株価が動くのは、1つの要因しかありません。
　
　
株の売買というのは、買いたい人と売りたい人がいて
初めて売買が成立するわけです。
　
両方がいないと、売買は成立しません。
　
売りたい人と買いたい人が1株交換すると
出来高1株としてカウントがされます。
　
実際には、2人分の取引が成立していますが
出来高は1株となります。
　
　
需給バランスで株価が決まるというのは
間違ってはいないですが、正しくもありません。
　
株価が100円の状態の時に
100円で株を売りたい人が1万人いたとして
100円で株を買いたい人が1万人いれば
これは、完全一致となって、株価は100円のままで変わりません。
　
　
100円で株を売りたい人が1万人いて
100円で株を買いたい人が2万人いても、株価は100円のままです。
　
数字だけを見ると、買いの方が数は多いですが
売買が一致しなければ、取引としては成立しません。
　
　
株価が動くのは、ここで101円で買っても良いという人が
現れてきたときに、はじめて株価が動き出します。
　
現値での売買をしている限りは、需給バランスが崩れても
株価としては動きを見せません。
　
　
株は、良く人気投票とも言われます。
人気のある株は、大きく株価も動きます。
　
現値よりも、高い・安くても良いと思う
熱狂的なファンがいることによって、株価が動きます。
　
人気の強さ(現値よりも違う株価で売買しても良い)で
株価の値動きというのは決まってきます。

2015年5月8日

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