ギリシャ 6月のIMF返済が困難と宣言
先週末22日のアメリカ市場は、下落となりました。
ダウ平均の終値は、53ドル安の18,232ドルとなりました。
過去最高値更新の強い相場が続いていましたが
年内の利上げ観測から、22日は売りとなりました。
22日は、CPIが発表になり、4月のCPIは0.1%の上昇と
市場予想と一致しました。
また、コア指数が0.3%上昇となり、市場予想を上回る
強い数字となりました。
加えて、イエレン議長が年内の利上げを示唆したこともあり
利上げによる懸念が意識される日となりました。
下げ幅は50ドル程度ですので、警戒感が増したとは言え
まだまだ、安定した相場の中だと思います。
なお、25日のアメリカ市場は、メモリアルデーのため休場です。
3連休になることで、手控え売りもあったのではないかと思います。
ところで、ギリシャが6月のIMFへの返済が
今のままだとお金が足りないとしています。
打開策は見えてきておらず、今後注目度が集まることになりそうです。
全ては、ギリシャの出方次第だと思います。