上昇し続ける相場はない

「上昇し続ける相場はない」
　
投資の格言のような言葉の中でも
私の中で、印象に残っている言葉のひとつです。
　
　
今日は、日経平均株価が久々に大きく下落しましたが
相場は必ず下げるということの格言でもあります。
　
　
昔、日本のバブル経済の時代には
日経平均株価は、22,750円という高値を付けています。
　
その時に、日経平均株価が10,000円以下になることを
予想できた人が、どのくらいいたでしょうか。
　
日経平均は、底値では7,000円を下回りました。
　
　
歴史は繰り返しますが、20,000円台まであげた日経平均も
10,000円を割り込むことだったありうるのです。
　
そして、上昇し続ける相場はないということ。
　
どこかでは天井を付けて、下げるところが存在するということです。
　
　
今はアベノミクス効果で日経平均20,000円を超えていますが
果たして、昔のバブルの時と何か違うのか。
　
今回は本物の上昇なのかどうか。
　
10,000円まで下げてしまうことは、この後ないのか？
など
　
　
「上昇し続ける相場はない」という言葉を念頭に
常に相場に行き過ぎは考える必要があると思います。
　
　
今日の調整は一過性のものなのか、天井なのかどうか。
　
相場は誰にも分かりません。

2015年6月9日

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