安い時に買う 2つのシグナル

ここ最近、この手の投資コラムが続きますが
大事な事なので、記念すべき1800号も、買いメインの内容にします。
　
サヤ取りではないので、リスクはあるのですが
時には、買いで勝負することも必要と言いました。
　
特に、暴落して下げたところは、買いのチャンス！でもあります。
　
　
でも、実際には、なかなか、暴落したところ買うというのは
結構な勇気が必要なものです。
　
頭では「安く買って高く売る」というのが分かっていても
実際に、それを行動するタイミングになると躊躇してしまいます。
　
やっぱり、相場が下げている時に買うのは怖いものです。
　
　
というのも、例えば日経平均株価が500円も1日で急落すると
翌日も、もっと下げるんじゃないか？という思考が働きます。
　
こんな時は、さらに500円下落することもあるので
ここで買いで入るのは、実際に勇気がいります。
　
500円安くなっていることは分かっていても
　
まだ下げるんじゃないか？
その下げ幅も大きいんじゃないか？
　
という不安の方が勝ってしまうのです。
　
　
実際、連続して大きく下げるというこは普通にあるので
無策で安いところを買いに行っても
撃沈してしまう恐れはあります。
　
どこが相場の底かというのは、誰にも分からないからです。
　
　
しかし、ここにも相場の法則というのがあります。
　
相場の底である可能性が高い、2つのシグナルです。
　
・株価の大台を割り込むような場面
・出来高が大きく膨らみ、下ヒゲを付けた状態
　
　
この2つは、割と底のシグナルとなる可能性があります。
　
　
一つ目は、分かりやすいところで、大台を割り込むところ。
　
相場の流れにも寄るのですが、今のような相場だと
日経平均株価20,000円というのが、ちょうど大台です。
　
いくら、相場が急落したとしても、20,000円のところでは
さすがに反発する力が働くのが普通です。
　
当然、この大台を割り込んでくる可能性もありますが
割り込んできたらきたで、割安感が出てくるところです。
　
こうした大台を割り込みそうなところや
割り込んだ後というのは、大きなチャンスになります。
　
　
　
2つめが、割と汎用的に使えるシグナルですが
出来高を伴って、下ヒゲを付けたような場面です。
　
下ヒゲとは、ローソク足で陰線を付けた時に
一度大きく下落して、大きく戻ってきたローソク足を言います。
　
例えば、日経平均株価が20,000円だったのが
瞬間的に19,000円まで急落して、19,700円まで戻った場合。
このような時は、大きな下ヒゲを付けるような形になります。
　
このような下ヒゲは、底値のサインと言われているので
下ヒゲを付けた直後は、買いとして入りやすいと思います。
　
　
下ヒゲは、日足でも、分足でも有効な見方になるので
デイトレで分足を使いこなせると、チャンスは大きいと思います。
　
　
　
この2つのシグナルも絶対ではありませんが
株式投資の中では、確率の高いシグナルだと思います。
　
サヤ取りも、結局は確率の高い投資をするという事で
これは買いだけでも、高い確率で有効に機能するのであれば
使ってみない手はありません。

2015年8月17日

---

ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング

• 安い時に買う 2つのシグナル