S&Pが日本国債引き下げ
S&Pが、日本国債の格付けを1段階引き下げてきました。
「AAマイナス」から「Aプラス」へと1段階引き下げで
上から5番目の格付けに変更になっています。
約5年ぶりの日本国債の格下げとなります。
格下げの理由として、アベノミクスの効果が
向こう数年で見込めないことを理由としています。
もともと、アベノミクスは、経済の再生と
財政再建の両立を狙った施策ではありますが
残念ながら、これまでのところ、目立った効果はあげていません。
円安という動きはありましたが
インフレ目標は全く達成の見込みは立っておらず
結果として、経済再生・財政再建は、進展がありません。
このまま、アベノミクスを続けていても
経済が好転する可能性は低いというのは
ある意味妥当な判断ではないかと思います。
個人的には、アベノミクスに対する期待は高いのですが
日銀による国際の大規模買入という技を繰り出し
ETFの大幅買入などを進めて、この結果になっていますので
全く効果がないと思っておいても良いでしょう。
日銀のバズーカ第3弾があったとしても
実体経済に対する効果としては、かなり薄い気がします。
すでに、これまでの金融緩和で証明されていますし。
完全に、今の日本は茹でガエル状態になっていますが
果たして行き先がどうなるのか、心配になります。
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