一人っ子政策の終わり
先週、中国での一人っ子政策の中止が発表されました。
これまで、中国での急激な人口増加を防ぐため
一人っ子政策という施策をとってきました。
中国は大きな国ですから
爆発的な人口増加が招く問題というのも大きく
人口の抑制をはかってきました。
直近の施策変更では、夫婦のどちらかが一人っ子だったら
2人目の子供を産んで良いというのが直近のルールで
制度そのものも、頻繁に変わっていました。
そして、今回の政策中止へとなったわけです。
制度変更の背景としては、少子化で高齢化が急激に進み
今のままでは、社会保障が維持できないとの判断です。
日本でも、少子高齢化で苦しんでいますが
中国は意図的な施策で、少子高齢化を招いています。
多くの国が、今少子高齢化に苦しんでいます。
若い人が、高齢者を支えるという社会保障の仕組みが
既に限界を迎えているのは周知の事実です。
人口増の間は問題ないかもしれませんが
この先ずっと、右肩上がりで人口が増え続けるというのも
あまり現実的ではないステージに来ています。
社会がより効率化されれば、尚更であって
1人あたりの生産性が高まれば、人口は少なくでも社会は成り立ちます。
しかしながら、投資という視点で考えれば
人口の多い国、人口が伸びている国というのは
国力が継続して伸びていることを意味しており
投資対象の国としては魅力的です。
中国は、既に東南アジアの中では成長を続け
割安感のある国ではなくなっています。
ただ、一人っ子政策が終わり、人口増を目指すとなると
さらなる国力向上にも繋がることになるため
投資対象としては、魅力的な国になることでしょう。
人口増によって、恩恵を受けるセクターも多いはずです。
海外に向けて投資するのであれば
人口的に魅力のある国に対して、投資したいですね。
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