単元数100株に統一
昨日のニュースですが、1単元あたりの株数を
100株に統一するというニュースが出ています。
2018年10月までに、全ての銘柄で100株単位で
売買できるようにするという事です。
これには、メリットとデメリットがあると思いますが
統一されると分かりやすいのは確かです。
現在、1単元が1000株になっている銘柄は
100株単位で取引ができるようになりますので
より小額で投資ができるようになります。
これは個人投資家にとってメリットです。
1単元あたりの株数を変更すること自体は
株価的には基本的に全くの中立となりますが
株が買いやすくなると、需給面ではプラスかもしれません。
でも、こういうメリットのあるケースばかりではないです。
任天堂のような株価の高い銘柄については
100株単位に取引が固定されてしまうことで
少額投資への道が逆に狭くなってしまいます。
逆のケースもあるということです。
こういう銘柄は、株式分割という道になっていくと思います。
株数を増やして、1株当たりの株価を下げる。
その上で、買いやすくするという事になります。
まだ、変更までは3年近くありますが
100株になっていない銘柄については
徐々に対応を進めていく中で、株式分割・統合などの
資本関連の施策に踏み込む銘柄も出てくると思います。
分割しそうな銘柄なんかは、需給的にチャンスがありそうな気がします。
2015年12月28日ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
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