USD/HKDの行方
挑戦されている方も、いらっしゃると思いますので
USD/HKDのその後の行方について、レポートしておきたいと思います。
1月くらい前からでしょうか。
USD/HKDの行方が怪しくなってきており
ペッグ解消なるか?というニュースをお伝えしました。
HKDがUSDとのペッグを解消するとなると
これまた歴史的な一大事という事になります。
USD/HKDの変調が出始めたのが1ヶ月ほど前から。
中国の相場が不安定になり
日本市場も、日経平均株価が15000円を割り込んだ時
USD/HKDも、これまでにない動きに突入しました。
いよいよ、ペッグ解消の時か?!と思われたところです。
さて、最近の動きについてですが
日本市場を見ていれば分かりますが、すっかり落ち着いており
USD/HKDの流れも平常時に戻りつつあります。
かつ、先週のFOMCの決定も影響しており
アメリカの利上げのペースがゆっくりになることが
ほぼ決まりのような感じになっています。
HKDはUSDとペッグしているのですが
ペッグするというよりは、利回りについてもペッグするということで
USDの利上げは、HKDに直接的に影響をしてきます。
利上げのペースが落ちたということは、大きな要因です。
ただ、これでUSD/HKDが終わったとは限りません。
アメリカの利上げは、ゆっくりながらも続くのは自明であり
中国との協調性を高めていく香港市場において
USDとの連動を続けて行くのは、難しくなっていく可能性はあります。
アメリカのFOMCの都度、利上げについての議論はされ
HKDも左右される展開になってくと思われます。
今は、USD/HKDも底値に近づきつつありますので
長期的に狙うのであれば、安定した仕掛け時になっていくことでしょう。
短期ポジションとしては、とりあえず落ち着いてしまいましたが
また、チャンスを見て、取り上げてみたいと思います。
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