期末配当落ちの日経平均株価
3月期末は、色々と動きがあるところでして
29日は配当の権利落ち日となりました。
昨日のメルマガでもお伝えしましたが
日経平均株価の下落幅としては、130円くらいでした。
3月末に多くの銘柄が配当金を出しますが
例えば、株価1000円の銘柄の企業が
配当金として10円を出した場合には
3月29日の株価は、990円からのスタートになります。
結局、今の仕組みでは、10円の配当金をもらっても
10円株価が下がってしまうので、結果として考えると
配当金をもらっても意味がありません。
1日や2日程度での配当金狙いの方法は、
いまや、投資としては意味がなくなってしまっています。
話を元に戻して
この10円の差を各銘柄積み上げると
日経平均株価換算で、130円くらいの下落幅ということです。
この幅を配当落ち分と呼んでいます。
データ的に見ると、配当落ち分を1日で取り返せている日は
確率的に低くなっています。
客観的なデータからも、配当金狙いは厳しいというのが
言うことができるのです。
投資は、過去の統計データが効果を発揮します。
サヤ取りもそうですが、データに基づいた投資が有効ですね。
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