東芝は果たして大丈夫なのか?!
東芝の決算が大きなニュースになっています。
私の周りの人(外国人)からも
「東芝は倒産してしまうの?」
という質問をいくつか受けました。
東芝の決算を巡るニュースは、世界的な関心を集めており
日本だけの話題ではなくなっています。
日本企業は、世界的に有名な企業が多いですから
え?あの会社が?!
というのは、世界共通なのかもしれません。
ところで、あなたは「東芝は大丈夫なの?」と聞かれたら
どのように答えるでしょうか?
ニュースで見聞きするものの、実際のところどうなんだろう?
というのは、ちゃんと自分で調べてみないと分からないものです。
ということで、人に聞かれたので、改めて調べてみました。
結論から言えば、かなり厳しい状態ではありますが
十分に再生の期待はありそうです。
とりあえず、半導体事業を分社化した上で
株式売却して債務超過を解消するというのは必須。
自分で調べるまで分かりませんでしたが
原子力事業と半導体事業を切り離したとしても
東芝の売上高は、4兆円もの規模があります。
この4兆円は、既に白物家電などは事業売却済みの状態。
それでも、4兆円もの売上があるのです。
稼ぎ頭の半導体を除いても
これだけの売上があれば、十分に再生のポテンシャルはあります。
それだけたくさんの従業員が関わっていることから考えても
何とか東芝には再生してもらいたいものです。
話はそれますが、私が前にIBMで働いていたときに
パソコン事業をLenovoに売却したときに
パソコン事業売却したら何が残るの?と、色々言われたのを思い出しました。
当時は(今も?)、IBM=パソコンを売っている企業
と思われていたようです。
東芝も、白物家電や半導体、加えて原子力のイメージが強いので
それを除いたら何が残るの?というのが、一般のイメージなのかもしれません。
色々調べてみて勉強になったので、コラムで共有させてもらいました。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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