最大のサヤは後で分かる
香港に行く時には、良くラーメン食べに行くのですが
日本でも有名な「一蘭」が香港にも進出しています。
香港でも、一蘭ラーメンは大人気で
地元の人がたくさん食べに来ています。
ちなみに、ラーメン1杯が1200円くらい。
日本でのラーメンの値段を知っていると
かなり高い!という印象があります。
それでも、地元の人も含め、みんなが食べに来るわけです。
習性というのでしょうか。
どうしても、お店に行くと、この店は儲かってるとか
色々仲間内で話が出てきます。
ラーメンの原価なんて、たいした事はないでしょう。
粉ものは、昔から利益率がいいと言われてますし
ラーメンで1200円もの単価が取れれば、非常にいいです。
しかも回転も早いので、ビジネスとしては、非常に儲かる商売です。
でも、この同じラーメンをベトナムに持って行ったとしても
恐らく、同じようには行かないでしょう。
150円くらいで、そこら辺で麺が食べられる中で
ラーメンのために1200円を払える人が、そんなにいない。
売値から、全て考え直さなければ行けません。
何でもサヤとして見立ててしまうのは職業病ですが
サヤは、時間や場所に応じて変化します。
商売の場合だったら、サヤが一番大きいところ(=利益が一番大きいところ)を
狙ってやるのが定石です。
でも、どこが最大かの見極めは、きわめて難しい。
サヤが最大という定義は、あとになって分かる事で
やってみないと、その時点が最大だったのかどうかは
全くもって分かりません。
あたかも、サヤ取りのイメージが
最大のところで仕掛けると思っている人がいますが
イメージとしては間違いではありませんが
確実に、最大のところが最初から狙えるわけではありません。
試行錯誤しながら、このあたりかな~というところが
直感として見えてくるようになります。
サヤ取りって、ロジカルなようで、直感的な要素が大きい。
ただ、その直感も、単なる直感ではなくて、経験に基づく直感。
感覚を研ぎ澄ますことが必要なんです。
ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング