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投資コラム

将来性のある事業

決算発表が続いているので、色々とみていますが
ジャパンディスプレイが、決算発表をしました。

今期も2472億円の赤字ということで
大幅な赤字になっていることが明らかになりました。

これで4年連続での赤字といことになります。

 
日本連合ということで、ジャパンディスプレイが設立されましたが
結局、設立はされたものの、散々な結果になっています。

日本国内に技術を残そうという国策的な位置づけもありますが
かなり厳しいというのが正直なところでしょう。

 
振り返ってみると、シャープが液晶事業で頓挫し
液晶事業は厳しいという環境の中で
ジャパンディスプレイが設立がされてやってきました。

既に、液晶は廉価商品になってしまっていて
高収益を生める商品ではないのは明らかだったのに
チャレンジした結果です。

来期は、黒字化を達成すると言っているのですが
個人的には、全くアテにならないと思っています。

 
株式投資は、将来性をみて投資するのが本質です。

将来性があるものは、高いPERがついて、株価もつきます。

しかし、将来性がない事業としては
残念ながら会社としての価値は薄れ、株価も下がります。

 
やはり将来性がない事業というのは
厳しいなぁというのが、私個人の感想です。

4期連続の巨額赤字でありながらも
まだ事業を続けられるというのはスゴイと思いながらも
もっと別の事にお金使えばいいのに思ってしまいます。

 
自分がやる事業は、将来性のある事業をやりたいですね。

2018年5月15日
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