税率0%で財政健全化
マレーシアでは政権が交代となって
新しい政権が誕生しています。
マレーシアの政府の財政は、ここ数年で大きく悪化していて
原因は前の首相にあるとしていますが
実際のところ、かなり厳しい状態になっているようです。
そんな中で、政権公約として掲げていた
マレーシアの消費税6%が、6月から廃止になることが決まりました。
具体的には、消費税というものは残るが
税率が0%になるということで、実質減税になります。
さらに、ガソリンの補助金も復活するとしており
国民にとってはありがたいことなのでしょうが
政府の財政は大丈夫なの?という懸念が払拭できません。
日本も財政健全化が、ずっと言われていますが
インフレで目標を達成しようというのが日本の作戦ですが
いまのところは上手く行っていません。
こうしている間に、次の消費税10%への税率アップが控えており
既定路線で行けば、10%のアップは確実な情勢です。
日本でも、景気を良くするためには
いっそのこと、消費税を廃止してしまった方がいいのでは?
という議論があったりしますが、マレーシアはまさにそれで
一旦消費税を0%にしてみようという感じになっています。
日本では、なかなか、こうした思い切ったことはできませんが
柔軟に対応できるのが面白いところです。
税収を一時的に減らしてでも、景気を良くした方がいいのか
はたまた、税率をあげて財政健全化を目指すのか
日本とマレーシアで違った道を歩みますが
マレーシアの財政がどんな感じになるのかは
行方を見守っていきたいと思います。
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