後付けの理論
投資の世界は、常に何が起こるか分かりません。
何が起こるか分からないからこそ
将来を見据えて冷静な判断が求められます。
相場市況として出てくるコメントも同様です。
毎日、株価に関連するニュースが出てきますが
ニュースというのは、全て後付けです。
発表された時点で、既にニュースは過去の物となり
あとはどうなるかは、神のみぞ知るという事になります。
良い材料、悪い材料とあるでしょう。
これも良い材料だと思っても、材料出尽くしになったりして
必ずしも、良いニュースだからといって株価が上がるとは限りません。
後になってしまえば、誰でも何とでも言えます。
「材料出尽くしで売られた」
と言えば、あたかも予想していたかのように見えますが
実際は、後付けの事実を述べただけに過ぎません。
大抵の相場市況のコメントというのは
事前に予想していた訳ではなくて
事実をただ述べているだけに過ぎないということです。
相場が下落すると、将来もダメなんじゃないかと
悲観する筋が一気に増えますが
事実を述べたコメントを聞いて、将来も同じ事が続くかと
心配してしまっているに過ぎません。
常に出ているニュースについては
後付けの理論で、事実を述べているだけと思って
冷静に内容を見る必要がありますね。
まあ、私も相場の先行きは予想しますが
あくまで予想は予想です。
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