個人投資家の力
80:20の法則というのがありますが
この法則は、色んなところで当てはまるものです。
ビジネスや投資をやっていると
小口のお客様と大口のお客様というのがいて
一般には個人は小口のお客様で、一部の法人のお客様が大口
という構図があるかと思います。
個人投資家は、どうしても投資金額が多くないですが
その代わり、口数では数が多く集まります。
逆に、大口取引できる人は多くないですが
その分、投資家何十人、何百人、もしくはそれ以上にも
匹敵する金額での取引を行います。
個人投資家は、大口投資家にはかなわない気がしますが
実際には、そんなことはなくて
むしろ個人投資家の集まりの方がパワーがあります。
というのも、大口取引というのは
一時はパワーがありますが、大口取引がなくなると
一気にパワーがなくなってしまいます。
逆に、個人の力というのは、一気にゼロにはならないので
パフォーマンスとして安定するという側面があります。
金額的なインパクトでは、大口にはかなわないですのが
安定性では、個人投資家の集まりの方が威力があります。
相場を見るときに、個人が流れが作っているのか
大口が流れが作っているのかを
相場全体や個別銘柄で見極めていけるようになると
勢いがどのくらい続くのかが分かります。
先物主導で動くような相場で
大きな板が一気に食われるような場合だと
大口の影響が大きいと見て取ることができます。
逆に個人の場合だと、約定の金額が小さいものが
たくさん並ぶ形になりますので、約定履歴をみると
ある程度推測がつくのではにないかと思います。
ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング