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投資コラム

求められる品質

日本では、またまた品質問題が取り上げられています。

企業のデータ改竄が相次いで発覚しており
日本品質に対する信頼が急低下しています。

ウソをついてまで、高い品質をうたうことに全く意味はなく
高い目標を掲げたが目標を達成できず改竄
という残念な流れになっています。

日本企業のイメージは、高品質というのがありますが
何より信頼されているという日本のイメージが
データ改竄によって失墜してしまうのは残念です。

 
品質については、私も良く考えるところがありますが
日本は品質が高いのが売りですが、国際的なレベルから見ると
必要以上の基準を持っているものが多くあります。

もちろん、品質は高いに越したことはないですし
品質の高さが今の日本を作ってきた原動力だと思いますが
市場から乖離した品質は、ちょっと行き過ぎな気がします。

 
マレーシアと比べるのは失礼ですが
まあ品質であれば、何をとっても、まあこんなものか
というレベルの品質です。

過度な期待もしてないですし、日常生活には全く問題ありません。

それでも、徐々に色んな物が良くなってはいますが
日本の品質基準は、既に必要以上を超えてしまっているのではないでしょうかね。

企業が達成できない品質基準を追い求めるのも
ちょっと行き過ぎではないか?と思います。

 
達成が難しい目標について、誰も言えないという社会風土があるのも
ひとつの要因なのかと思います。

また、利用者も高い品質を求めているのも確かです。

 
下町ロケットの続編が始まって、私も見てますが
品質を求めるのも大事だと思いますが
本当に利用者が必要なものを達成することが大事なのかなと思います。

下町ロケットを見てて、そんな事を思っていました。

 
日本の生きる道は、ユーザーが求めているものを理解して
それに沿う形でプロフェッショナルな仕事をすることですかね。

もともと日本品質は世界最高水準なので
今のままでも十分高品質なのですが、データ改竄とかで
イメージが悪くなってしまわないことを願います。

2018年10月22日
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