選挙後の相場展開予想
土曜日は、サヤ取りのセミナーを東京で行い
日曜日には、マレーシア移住のセミナーを行いました。
サヤ取りセミナーは、終わった後に懇親会も開催させていただき
投資の話をさせていただき、貴重な時間になりました。
参加いただいた方、ありがとうございます!!!
懇親会でも、みなさん今後の相場展開を気にしていました。
私自身は、予想はしますが、サヤ取りには影響がないので
好き勝手に予想するだけで、参考にも値しないかもしれませんが
今日のコラムは、私の今後の予想を述べてみたいと思います。
私自身、相場はこれからやや軟調に向かうと見ています。
衆議院選挙がありましたら、あまり選挙結果は関係ないと思ってます。
事前に、自民・公明が大勝することは伝わっており
3分2の議席を取るかどうかというところが焦点でしたが
だからといって、それほど大きな変化はないでしょう。
今回の選挙が、もともと何のために解散したのか?と言われていますが
選挙結果がもたらす変化や影響は、そもそも少ないと思います。
では、なぜ今後軟調になっていくか?というと
いくつかの理由が挙げられます。
・黒田バズーカ第2弾の効果切れ
・為替相場の一服
・原油安
日経平均株価は、2014年は後半に大きく伸びました。
特に黒田バズーカ第2弾は、非常に大きなインパクトがありました。
金融緩和のカンフル剤は、一時的に効果はありますが
長続きするものではありません。
為替相場は、1ドル120円台にまで円安の効果をもたらし
日経平均株価が上昇したことを受けて
既にバズーカ効果としては、終わったと思います。
第3弾、第4弾をバズーカを撃たない限り
カンフル剤の効果は消えてしまいますし
市場への信任は揺らいでしまいますので
いずれバズーカも弾切れになるのは目に見えています。
為替相場は、1ドル120円へとなり
国際的に見て妥当な水準に到達していると思います。
過度な円安は、物価上昇が伴わない限り
今の物価で、さらなる円安というのはおかしいでしょう。
そして、原油安の動きには大いに注目です。
一時、原油価格は1バレル140ドル以上していたものが
今は1バレル58ドルまで値下がりしています。
原油安は歓迎したいところもありますが
気になるのはアメリカ市場の動きです。
これまで日本市場が堅調だったのは、アベノミクスもありますが
アメリカ市場が堅調だったということに尽きます。
アメリカがダメだったら、ここまで伸びてないでしょう。
そのアメリカは、原油安のダメージを確実に受けています。
シェールガス革命でアメリカは恩恵を受けましたが
OPECにより、その策略をつぶしにきている感じです。
事実、原油安でダウ平均は大幅に下落していますし
アメリカ頼みだったところに不安が出ています。
ということで、上昇する理由がなくなってきているので
そろそろ調整じゃないかと思ってます。
まあ、当たるかどうか分からないですが
周辺の環境を含めて、参考程度に見てもらえればと思います。
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