好材料で下落する
株の動きというのは、なかなか読めないものです。
簡単に動きが読めれば、簡単に儲かるのですが
なかなか、そうはさせてくれないところが
株式投資の難しいところでもあります。
良い内容が出れば、株価が上がるというのが普通ですが
残念ながら、株式市場はそんなに単純ではありません。
良い結果が出ても、株価が下げるということは良くあります。
「材料出尽くし」
と呼ばれるような現象です。
株価の動きというのは、将来を見越しての動きなので
良い内容のニュースがあったとしても
今が最高なのでは?!と思われてしまうと
材料出尽くしとして、株価は下がることになってしまいます。
先週末は、アメリカの雇用統計の発表があり
数値そのものは、雇用拡大を示す非常に良い数字でした。
しかし、市場の反応としては、マイナス面を意識して
大きく下落する事態となっています。
こういう場合は、ちょっと落ち着いた数字の方が
株価的にはプラスだったりします。
企業の決算でも同じです。
あまりに良い数字が出すぎたりすると
今が最高潮なのでは?と思われると、売られたりします。
特に元々決算期待で買われていたりすると
決算発表の時の高いと思われるところで
売りが入りやすくなったりします。
良い材料が出ても、株価が下落するくらいですから
どんなに相場を先読みしたとしても、所詮は無駄です。
相場に左右されない投資を考える方が
より現実的なのではないかと思います。
ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング