富士フィルム iPS細胞開発強化
ここ最近、M&A関連のニュースをよく見かけます。
特にアメリカでは、M&Aのニュースは多いです。
そんな中で、今日は富士フイルムがM&Aを発表しており
アメリカのセルラー・ダイナミクスを買収すると
発表をしています。
買収金額は、約370億円となっており、TOBでの買付を行います。
セルラー・ダイナミクスは、ナスダックに上場している会社で
iPS細胞の開発や製造を得意としています。
富士フイルムは、医療分野を伸ばしてきており
さらに、医療分野を開拓しに来ています。
富士フイルムという名前から、元々はカメラフィルムでしたが
業務の多角化に伴って、医療分野を強化しています。
さて、当メルマガは、基本はサヤ取りのメルマガですが
毎日、色んな気がついた投資に関連したコラムを発信しています。
サヤ取りは、普遍的な考え方で、長く使える技術ですが
株式投資のサヤ取りだけで、完璧な資産構築ができるかというと
それは難しいのではないかと思います。
企業が生き残るためには、基礎のテクノロジーを活かしつつも
他の分野に事業拡大していくことによって
長期的に息の長いビジネスを、継続していくことができており
考え方として、非常に参考になる部分が多いです。
富士フイルムとしては、セルラー・ダイナミクスの価値が
370億円以上あると判断して、投資に踏み切っています。
いわば、実際のセルラー・ダイナミクス企業価値から
370億円を引き算したものが、富士フイルムの考えるサヤです。
何年掛けて、そのサヤを取りにいくのか分かりませんが
サヤがないところには、人や企業は投資はしません。
結局、そこには本当に「サヤはあるのか」を見極める技術が
株式投資のサヤ取りでも、本当の意味で必要です。
株式市場には、サヤが本当にたくさんあります。
でも、それが本当に利益を生めるサヤかどうかは別問題です。
変にテクニックに走るのではなくて
サヤを見極める本質を極めることが大事だと思います。
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