投資の攻めと守りのやり方
今週は、予期せぬ暴落相場で、相場が大きく動きました。
昨日のコラムでも突然の暴落相場に備えるというのを話しましたが
投資の世界では、攻めと守りと、両方を上手に組み合わせて
戦略を立てていく必要があるかと思います。
サヤ取り投資というのは、完全に守りの投資です。
というか、どこが攻めているんだ?というくらい
攻めのポイントというのがありません。
私の推奨するサヤ取りでは、売りと買いを全量リスクヘッジしますので
基本的に相場変動リスクは、100%ヘッジするします。
完全に守りの戦略です。
守りの戦略は、突発的な相場変動に備えるためで
これは常にやっておく必要がある戦略なのですが
これだけだと、残念ながら利幅が狙えません。
そこで、別に攻めの戦略が必要なのです。
まず、大前提として、相場というのは、上下するものです。
これは、上がりっぱなしもなければ、下がりっぱなしもない
ということを意味しています。
大抵の投資家は、守りがしっかりしていないので
突然の暴落がくると、その時に既にピンチなのです。
ところが、サヤ取りの場合は違います。
大きな波乱を乗り越えたので、次は攻める番なのです。
私の経験即から言えば、必ず相場は、一旦売られすぎます。
つまり、ここが底になるということです。
どこが底かは、誰にも分からないのが本当のところですが
サヤ取りをやっていると、最初の暴落に耐えているので
その後の反発を狙いやすいポジションにいると言うことです。
今週も大きく相場が変動しましたが、先物だけで言えば
日経平均株価20,000円のところは踏みとどまっており
この近くまで来たら、間違いなく、とりあえずは買いです。
もちろん割り込む可能性もありますが
確率から言えば、20,000円当たりでセリングクライマックスを迎え
あとは、反発に向かう可能性が高いと言えます。
ここが投資における攻めの戦略です。
最初から攻めると、突然の暴落相場で致命傷を受けて
暴落からの反発を狙うために、追加資金を入れてとか
追証を先に対応して・・・とか、
ダメージを受けてからの攻めになります。
一旦、サヤ取りで守っておいて、最初の嵐が過ぎたら
タイミングを狙って攻めるというのが、良い作戦だと思います。
サヤ取りの上級テクニックにはなると思いますが
例えば、日経平均株価20,000円くらいまで下げてきたら
売りポジションだけを外して、ヘッジを解除して
買いポジだけで攻めにいったりします。
まあ上級編ではありますが、時には、こういう攻めも必要で
この攻めが成功すると、利益の源泉になります。
投資における攻めと守りを理解して
しっかりと使いこなしていきましょう。
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