プライベートバンカーが紹介する利回り
昨日のコラムでは、プライベートバンカーの話をしました。
新しい気付きも多かったのですが
「意外と、プライベートバンカーも、基準は一緒なんだなぁ」
と思った事もあるので、今日はそちらをシェアします。
プライベートバンカーは、安全な投資で利回りの高いものを
富裕層に紹介するという話をしました。
これは、本当に事実であり、良い案件を持っています。
でも、投資案件の内容を聞いてみると
意外と、ふつ~の投資案件だったりします。
例えば
・不動産関連の案件
・保険関連の案件
・IPOに関連するような案件
など
扱っている案件そのものは、意外と普通に思いつく案件です。
突拍子もないような、すごい投資スキームかというと
必ずしも、そういう訳ではありません。
想像できる範囲のスキームを、上手に組み合わせたりして
できるだけリスクを押さえて投資しています。
投資で求めるのは、もちろんリターンですが
プライベートバンカーがお勧めしている投資案件
リターンはどのくらいだと思いますか?
私の中では、どういうものを紹介しているのか
プライベートバンクのイメージが良くできてなかったので
利回りがどのくらいなのか?というのは、全く想像できませんでした。
プライベートバンカーが紹介している案件の利回りは
だいたい10%前後くらいじゃないかと思います。
年利回りで10%ですよ。
この数字を、高いと思うか、低いと思うかは
人によって違うとは思いますが
10%という数字で、固い案件です。
日本人で考える固い案件だと、0.1%の定期預金とかなので
10%の投資案件なんて聞くと
「怪しすぎる~」
という反応が普通だと思います。
私の所に入ってくる投資案件でも、だいたい8%くらいなので
(これが、本当に固い案件かどうかは、判断が難しいですが)
私の感覚としては、10%以内くらいの利回りだったら
普通に投資案件として考えられる内容だと思ってます。
これを超えてくるような案件だと、何か意味がありそうで
リスクの方を警戒してしまいます。
投資で成功するためには、ひとつ常識を変える必要があります。
「年利6%で、安定運用」と聞いて、怪しいと思っていては
投資の幅が広がっていきません。
プライベートバンカーのように、年利10%で安定運用
という世界が常識になると、全く投資の世界の見え方が違ってきます。
そうはいっても、最初は怖いかもしれませんが
高い利回りの投資に挑戦してみるということも
常識を変える意味では、必要なのではないかと思います。