方向感に欠ける相場
12日の日本市場は、こちらも小幅な動きにとどまりました。
日経平均株価の終値は、30円高の15,161円となっています。
前場は、比較的堅調な動きとなり、100円高を超える場面もありましたが
その後は、戻り売りが先行して、一時はマイナスに転落。
大引けでは、少しプラスの水準で引けています。
地理学的リスクの緊張感が高まっていないことから
日本企業の好調な決算を好感して、地合が好転しています。
しかし、相変わらず出来高は盛り上がっておらず
市場参加者は、様子見している人が多いようです。
思ったよりも、戻りのペースが速かったのもあって
悲観的な見方は、あまり見られていませんが
地理学的リスクが消えた訳ではないので、警戒ムードは必要でしょう。
ミクシィは、今日のストップ高となっており
決算で良い数字を出したところは、しっかりと評価されています。
反対に、新川のように、赤字転落したところは、嫌気されており
決算に応じた動きが、はっきりと出てきています。