金融政策決定会合 現状維持
30日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、538円安の19,520円と大幅安となりました。
下げ幅は500円を超えており、今年最大。
目立った調整がありませんでしたが、久々の大幅安です。
アメリカのGDP速報値がさえなかったことと
今日の日銀の金融政策決定会合で、現状維持を決めたため
事前に追加金融緩和を期待していた筋が売りを出しました。
期待買いがあっただけに、見切り売りが出ました。
2%の物価目標の達成時期を2016年への延長し
あと1年、ゆっくりと物価動向を見守ることを表明しています。
原油価格の下落の影響が落ち着いてくれば、徐々に回復すると
日銀は見ているようで、追加緩和からは少し遠い感じです。
今日も決算関連がたくさん出ています。
キリンが通期見通しを上方修正しています。
東証1部上場の江守グループHDが民事再生を申請しており
負債総額は711億円。
中国での取引の失敗が大きく影響したようです。