黒田総裁発言 一気に為替2円下落
10日の日本市場は、4日続落となりました。
日経平均株価の終値は、49円安の20,046円となりました。
一時は、20,000円近くまで下落しましたが、割れることはありませんでした。
前場は買い戻しの動きで、やや強めに推移しましたが
後場に、黒田総裁の発言で
「ここから円安に振れるということは、なかなかありそうにない」
との発言から、円安の動きが止まると受け止められ
ドル円相場は、124円台から122円台まで、急落となりました。
急激な円高の動きを受けて、株価も急激な下落となりマイナス転換。
20,000円を割り込みそうな水準では押し目買いもはいり
ボーダーぎりぎりのところで、買い戻しが入りました。
今週末のSQを控えて、20,000円の攻防になってきます。
為替が、さらに円高に動くようだと、20,000円割れも早そう。
押し目買いはありそうですが、為替が支えにならないと
大きく割れてしまう可能性もあるので、警戒が必要です。
ナイトセッションに入って、為替も1ドル123円前後にまで戻り
やや落ち着いてきてはいますが
株価以上に、為替の動きを見た方が良さそうです。