どこまで下げる日本市場
21日の日本市場は、大幅続落となりました。
日経平均株価の終値は、398円安の16,017円となっています。
序盤は、これまでの下落から買いが先行して
一時は300円以上のプラスまで回復。
しかし、戻り売りにされて徐々に勢いを失い
結局は今日の安値引けとなっています。
全銘柄の96%が下落するという、全面安の様相です。
1日の値幅は700円を超えるボラティリティの高さで
ボラティリティ指数も43ポイントを超えてきています。
そろそろ、戻りを試すような買いが日本市場では入りましたが
結果としては、まだ少しタイミングが早いようで
戻りとはなりませんでした。
為替相場は、1ドル116円台にまで突入してきており
さらに下押ししそうな為替の動きです。
来週予定されている金融政策決定会合にて
金融緩和第3弾をすべきだという報道が出たことで
一時は円安の流れとなりましたが、長くは続きませんでした。
シャープは、台湾のメーカーから6250億円の買収案を提示されたと
報道されたことで、一時20%を超える上昇となりました。
海外への身売りとなるのか、日本として技術流出を止めるのか
そんな構図になりつつあります。