日経平均15,000円割れ 大波乱の相場

12日日本市場は、大幅続落となりました。
　
昨日は日本市場がお休みでしたが
アメリカ市場が大きく下落し、円高がさらに進んだ事もあり
寄り付きから窓をあけての大幅下落です。
　
日経平均株価の終値は、760円安の14,952円となっています。
終値ベースで、15,000円割れと大暴落です。
　
約1年4ヶ月ぶりの15,000円割れとなっています。
　
　
今日の寄りつきは、SQ算出日となりましたが
SQ値は、15,156円81銭と、大幅に安い精算値となりました。
1日あいた後のSQだったので、先物市場を狂わせた原因にもなっています。
　
　
ドル円相場は、日本のお休みも含めて見ると
一時、1ドル110円台にまで急速に円高になってきており
急速に円高が進行しており、相場も嫌気しています。
　
現在は、122円台前半くらいの動きで
やや為替の動きは落ち着いてきたように見えます。
　
為替が大きく円高に動いたのは、昨日FRB議長の議会発言で
アメリカでの追加利上げが、当面先送りされるという理解となり
一気にドル売りの流れが強くなりました。
　
　
お昼過ぎに、黒田総裁が首相官邸に入ったと伝わると
市場の混乱を見て、何か対策が出るのではないかと
市場での期待が出て相場はやや戻しましたが
結局は何も起こらず、改めて売り直しとなりました。
　
　
ボラティリティ指数は、50を超えてきており
東日本大震災以来の高水準を記録しています。
　
先物・オプション取引は、かなりハイリスク相場になっています。
　
　
相場の底が、今のところ全く見えてきません。
　
大台の節目で下げ止まるような気配が見られずに
底値での、さらなる投げ売りも見られます。
　
Ｖ字回復もあると思うのですが、なんか戻りの足が鈍いです。

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