日経平均 今年最大の上昇を記録
15日の日本市場は、超大幅反発となりました。
日経平均株価の終値は、1069円高の16,022円となりました。
上昇幅は1000円を超えてきており、一気に16,000円台を回復。
日経平均株価の上昇幅としては、今年一番を記録しました。
急速に下落していた相場ですが、日本市場はやや下げ過ぎの感もあり
欧州市場での戻りや、先週末のアメリカ市場の戻り。
さらには、一時は110円台まで円高が進行していたものが
円安方向に動き、113円台まで為替が安定。
原油相場も10%を超える戻りを見せた事もあり、急速に相場が戻りました。
旧正月明けの中国市場も、窓を開けての相場で
下落とはなりましたが、思ったほどの下落にならなかったことで
市場では安心感が広がりました。
ここのところ、大きく下落していた輸出関連や金融株が
大きく戻りを試すことになり、トヨタが9%以上の高くなっています。
メガバンクも10%以上の戻りを記録しており
東証1部の大型株が、非常に大きく動いています。
これだけ大型株が一気に動くのも、そうそうあるものではありません。
朝方発表になった、2015年10月~12月のGDPは
0.4%のマイナス、年率換算で1.4%のマイナスとなりました。
市場予想よりも悪かったものの、それほど市場では材料視されず
相場は安定した戻りとなりましたが
ファンダメンタルが落ち着かないのは、気になるところです。